【支出管理】支出だけを記録するシンプルなアプリ。シンプルだからこそ続く金銭管理。

資産管理アプリ

金銭管理は社会人にとってとても重要なことです。

子供の頃はこづかいでおやつを買ったり、おもちゃを買ったりと何も考えず自由にできましたが私達大人はそうはいきません。

一生懸命働いた給与から家賃や食費その他ローンを支払ったり、または逆に臨時収入が入ったなど金銭管理をしなければ生活していくことができません。

行き合ったりばったりで財産を使用していたらいつの間にか無くなっていた・・何てこともあるかもしれません。

そのため人は家計簿を付けたりするのですが、なかなか継続できないそんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回オススメするアプリは「支出管理」というアプリです。

なぜ人は継続できないのか・・

アプリの紹介の前になぜ人は継続できないのかについて簡単に述べたいと思います。

継続できないのは家計簿に限らず、勉強、ダイエット、筋トレ、趣味、夢への挑戦など全てに当てはまります。

今回の件ですと「家計簿の記入が継続できない」ですが、最初は家計簿を買って「さぁ収支を頑張って記入するぞ」と思っても数日には書かなくなります。

よほどのことがない限り人は何かを継続して続けることができません。

家計簿をつけないと命に係わるとなると必死になりますが、つけなくても生きていくことはできます。なので優先度はそんなに高くないわけです。

優先度が高くないと人(脳)は非常にめんどくさがりなので、何かと理由をつけて継続することを止めます。

これは脳が変化を嫌い常に同じ状態であり続けようとする機能を持っているためです。

つまり物事を継続できないのはあなたのせいではなく、人の(脳の)特性によるものです。

継続するコツ

脳の習性に打ち勝ち習慣化するための方法は幾つかあるのですが、基本的なものを3つご紹介します。

1.簡単なことから始める
2.時間を決める
3.意志よりも環境が大事

習慣化するには「ひたすら毎日同じことをする」ことが大事です。しかしそれは大変難しいことです。

ならば作業を簡単なことから始めるようにします。今回の例ならば、家計簿でも「支出管理」から始めてみるです。しかもその内容も簡略化し、支出先と金額のみをまずはデーターとして記録する。

記録する時間を寝る前なのか、朝起きてなのか、毎日自分の好きな時間・同じ時間に記録するようにする。そうすることで習慣の癖が付きます。

「毎日しっかり家計簿をつけよう」という意志よりも、「嫌でも家計簿をつける環境」が大事です。意志・意気込みは役に立ちません。モチベーションとも言いますが長く続かないからです。

それよりも環境が大事です。

例えば私はエクセルでスケジュールや目標管理・運動記録・本業と副業の管理しているのですが、作って満足してなかなか使おうとしません。これもめんどくさいからです。

なので嫌でも触る環境を作るようにしました。それはPCを立ち上げたらエクセルを自動で立ち上げ、スケジュール帳を必ず開くようにしたのです。

こういった環境を整えたことで、意志とは関係なく触れるようにしたのです。

また、何かをしたら何かをするという「IFーTHENプランニング」を活用するのもありです。

このBGMをかけたら筋トレをする。この机に座ったらまず家計簿つける。○○時のアラームが鳴ったら「支出管理」アプリで支出を記録するなどです。

習慣化することは難しいですが、小さいこと簡単なことから毎日少しずつ実践して習慣化していきましょう。

支出管理アプリでできること

本題に戻りまして支出管理アプリは、簡単に支出金額のみを記録するアプリです。

新規追加でその時使った金額、日付、簡単なメモを入力して保存することで記録をつけることができます。

画面下部に入力、集計、メモ、設定という4つの項目があり、入力画面では、ひと月の間にいつ、どれだけの支出があったかを確認することができます。

集計では、月ごとの合計金額を確認しすることができます。メモでは、メモの入力がある一覧が表示されます。

私が支出管理を使う理由

このアプリを使おうと思った理由は、自分が1か月の間にどれくらいお金を使っているのかを客観的に知りたかったからです。

家計簿アプリは様々ありますが、ほとんどのアプリが収入と支出の両方を兼ね備えています。しかし、さほど大きな収入も支出もない場合、情報量が増えて、かえって見づらくなることもあります。あくまでも支出金額のみを記録したい場合は、シンプル支出が最も適しているといえます。

さらに社会人だけに限らず中高生など、お小遣いをもらうようになったり、アルバイトでお金が入るようになったりして、少しずつお金の上手な使い方を学ぶ場合にも非常に使いやすいアプリと思います。

その日、どこの店でどれくらい使ったのかを記録しておけば、無駄遣いの抑止力にもなりえます。

支出管理アプリを使用して得たもの

1つ目は、自分がどんな時に多くお金を使っているかがわかるようになることです。家族が仕事でなかなかそろわない平日の昼間などは、必然的に外出の機会が減ります。しかし、夏休みやお盆休みなど、家族全員で買い物をしたり、友達とショッピングなどをすると、どうしても買いすぎてしまうものです。

2つ目は、どのようなものにお金がかかるのか、その傾向が見えてくることです。近年の消費税率増加で、食料品は軽減税率適応の8%。日用品及び酒類に関しては10%となっています。そのため、食費も日用品も、日常生活を送るうえで欠かせないものですが、意外と必要なものに限って出費が増えるのも事実です。

3つ目は、節約をしようとしたときに、どのような出費を抑えればよいかがわかることです。これまでの理由と重なる部分もありますが、どのようなものにお金をかけているのかがわかれば、逆に何にお金をかけすぎているかもわかるようになるからです。

時に衝動買いをしてしまったり、今買うべきではないのについつい買ってしまったりと、金遣いには失敗がつきものです。そのようなときに、何を買うべきか。あるいは買わざるべきか必然的にわかるようにもなるからです。金額と一緒に、買ったものをメモしておくとより分かりやすくなります。

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支出管理アプリを上手に活用する

支出管理アプリの利用を通じて節約術を身に着けたり、賢いお金の使い方を学ぶことが利用の継続につながると思います。

例えば、1か月の利用の上限を決めて、それより下回ったらうれしいですよね。余った分は翌月に繰り越せたり、あるいは貯金に回すこともできます。また、オーバーしてしまったときは、どこで使いすぎたのかを考え、翌月の伴性に生かすこともできます。

もしも中高生であれば、社会人になる前にお金の使い方を学ぶことができれば、大人になって苦労することは少ないでしょう。子供に「お金のなる木はない」ことを言葉で説明するより、実践を重ねるほうが学習につながり、自然と無理なく賢いお金の使い方を学べるかと思います。教育用アプリとして上手に活用するという方法です。

支出管理アプリを使用して感じたこと

支出管理アプリを使うようになって一番感じることは、先にも書いたように、賢いお金の使い方を学ぶことができるということです。

私の場合、コロナ禍でリモートワークの為、ほとんどの時間を家で過ごす日々が続いています。

生活にもメリハリがなく、外出すれば何かしら買い物をしているような日々。その生活が3か月を迎えると、さすがに金銭感覚がなくなっていき、気づけばひと月でどれだけ使っているのかわからない状態に。さすがにまずいと思い、アプリでのお金の管理にたどり着いたというわけです。

とはいえ、学生でもない私がいまさらお金の使い方を学ぶというのもおかしな話かもしれませんが、意外と必要のないものを買っていたりするんです。これから働くようになり、さらに支払いが増えたとき、お金に困らないためにも、賢いお金の使い方を学んでいければと思います。

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最後に・・・

シンプル支出はスマホさえ持っていれば無料でダウンロードできる便利なアプリです。

コロナ禍で家にいる時間が増えている今だからこそ、改めてお金の管理を見直し、賢いお金の使い方を学ぶのにとても良い機会だと思います。

家計簿アプリは種類もたくさんあるので、入力しやすい、見易さ、わかりやすさなど、それぞれの事情やライフスタイルに合わせて選ぶとよいと思います。働きたくても働けない人。収入が以前より減った人などたくさんいるかと思いますが、1日でも早くもとの平和な日常が戻ることを願って、私たち一人一人の力で乗り越えていきましょう。